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帝国主義の恐ろしさ 弱国植民地化 白人至上主義 日露戦争 有色人種独立

戦争

著作者:anysnapshot.com

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かつて、欧米列強により屈した弱国は、植民地として苛烈な制裁を受けることになった。

その植民地化された国々は、封建化の時代にヨーロッパの国々を幾度も危機に陥れたイスラム諸国や、大国のインド、中国の一部にまで含まれる。

なぜ、欧米列強の国々と、その他の国でこんなに差がついてしまったのか?

その原因は、戦争における軍事力の質が大きく変化したためであろう。

要するに、相手国より大軍で、槍、刀、騎馬を使った戦術を用いても、強力な銃、大砲といった最新兵器の前では無力だったのだ。

近代化された軍隊は、素人が兵器を持ち、一定期間の訓練を積むだけで、肉体を武器とする強者に勝つことができるのだ。

その証拠に、近代的な軍隊がヨーロッパに存在しない中世の封建時代は、チンギス・ハーンを当主とするモンゴル帝国の騎馬戦術で、大量の領土を征服されている。

日本も戊辰戦争において、武力の象徴ともいえる刀の達人たる武士が、近代的な軍事訓練を受けた銃剣持ちの農民兵に惨敗している。

あんなに規模も小さく、人口が少ないヨーロッパの小国が戦争で大国に渡り合えたのも、こういった理由によることが大きい。

なら、なぜアジアでこういった新兵器が発明されなかったのか?

中国の元の時代では、蒙古襲来で有名なように火薬が戦時に使用されている。

その当時、中国大陸はヨーロッパより技術が進んでいたのだ。

しかし、中国大陸の歴史を見ればわかるように、古い国が滅亡して新しい国が勃興しても、文明がヨーロッパ諸国のように継承されることは希なのだ。

それに、中国、日本など、大きなくくりで見た内戦はあっても、国外の戦争で戦った戦歴は、ヨーロッパ諸国に比べて少ない。

その点、欧米の国々では、常に近隣諸国との戦争が間近にあった。

苛烈な競争で追い詰められた分、軍事面の切磋琢磨は大きかったはずだ。

その点、中華思想や武士の枠組みにこもった国々より、戦争に勝つべく、イノベーションが多く発生する。

それが、人体の攻撃力など軽く凌駕する近代兵器の発明へとつながった。

ただ、そのスピードは決して早かったわけではない。

戦国時代の日本で、火縄銃がカトリックキリスト教徒から伝わったとされるが、江戸時代末期の頃とは、銃の性能がまるで異なる。

そのときは、騎馬でくる馬を威嚇する程度の性能しか発揮できなかった。

弾込めまでに時間がかかりすぎるし、雨の前では、火薬がしけて使い物にならない武器だったのだ。

市民革命や産業革命を経て、欧米の国々はようやく強力な武器を手にしたことになる。

近代において、欧米人の中には、植民地の国々の上に立つ白人至上主義の思想が根強かった。

だが、欧米の近代化を模倣し、兵器や軍の戦術まで身につけた日本が、眠れる獅子の清や強国ロシアまで、日清、日露戦争で破ってしまった。

それが、有色人種の独立心をかきたててしまい、植民地からの自立が促された。

植民地支配においてナンバーワンであった大英帝国でさえ、日本軍の進撃の前に、戦力拡大が危ぶまれることになる。

もちろん、2度の世界大戦で犠牲になった死傷者の数は、人類誕生以来、最悪の規模に達した。

毒ガスや原爆もつくられ、大量の人間が命を失っていく。

生き残っても、失明や人体の一部を失う人間もたくさんいた。

大量破壊兵器の前で、人がまるでおもちゃのように破壊されていく残酷な光景だ。

これ以上の兵器の発達は、人類を滅亡させることになるのかもしれない。

死ぬのが怖い