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動物遺棄 食肉となる生物の運命 自然に優しいナメック星人 解体される肉片

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この世の中、不幸になるのは人間だけとは限らない。

無機物に生命が宿っているのかは不明確だが、少なくとも、動物は生死に翻弄される。

運が悪ければ道路で車にひかれたり、飼い主の人間に虐殺されてしまうのだ。

まだ世間を知らない少年達の暴力の標的にも利用されるだろう。

飼い主が扱いに困れば、閉鎖された部屋に放置し、エサも与えることなく放置される。

ろくな栄養もとれないまま、やせ細っていく動物の悲鳴。

徐々に衰弱して、悪臭を放つ死骸へと姿を変えていく。

処分に手間をかけるのが面倒なので、道端でペットを大量に遺棄される。

また、競走馬の宿命は、はかないものである。

成果を残せず、足を故障したものなら、チリのように去っていく。

寿命も人間のように長くわなく、短命で死亡する。

無論、食肉として食べている、牛、豚、鳥、魚なども例外ではない。

彼らは、生まれながらにして人間に食べられることを宿命づけられている。

大量に飼われている動物達は、そんなこと微塵も感じていないだろう。

ある程度成長すると、殺されて、骨と臓器や肉片に解体される。

それが、スーパーマーケットでタッパーに入れて販売される。

肉片を調理して、料理をつくる一般市民には、そんな罪悪感を感じられないだろう。

いつしか大多数の人は、食肉を狩って、分解・保存する過程から逸脱してしまった。

天国・地獄行きなど、熱心に議論している人がいるが、所詮、人が決めたルールに過ぎない。

食物連鎖という言葉もあるが、それなら全ての生物が罪人だ。

ただ、罪という認識ができる生物は人間しかいない。

餓死してしまう程、追い詰められている貧困層は、そんなことも考えてられない。

どんな生物に生まれてくるかは、誰にも分からない以上、目の前の食料を食っていくしかないのだ。

そこまで否定してしまえば、人間の存在意義もなくなってしまうだろう。

動物から進化したものとして、あらがえない宿命なのだ。

そういった苦しみから逃避するために、人間は宗教をつくった。

生まれながらの原罪を洗い流そうと、必死になる人類のうめき。

ナメック星人のように、少量の水で長く生き、好きな物質も魔法のように作りだせる生物でもない。

宇宙空間で生きられるフリーザ一族もすごいものだが、再生力のあるナメック星人は究極のエコ民族である。

そんなスペックをもっていたら、自然優しいし、破壊せずにすむだろう。

あくまで、ドラマや漫画でつくられている人物は、フェクションでもあり、リアルでは実現できない人間の理想そのものなのである。

人間は、摂取した食物の栄養を、長期間、ストックできるようにはできていない。

どんなに美味しくて、高価格な食べ物も、1日経てば、空腹感とともに薄れていく。

そうなると、死ぬ直前に食べた最高の一品が、一番鮮明に残ることになる。