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自殺すれば地獄に落ちるのか 臨死体験 死人の黙秘 宗教による洗脳

著作者:Temotato

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人は自殺をしたら本当に地獄行きになってしまうのか?

臨死体験をした人の証言によれば、死亡後、霊体になって浮き出て、肉体の抜け殻になった自分を見下ろしたなどと言われている。

そもそも、無機物にも生命が宿っているのか、確たる証拠もない。

死んだあと、生きているときに何か悪いことをすれば、罪の重さで生まれ変わる時にペナルティを受け、下位の動物に生まれ変わってしまう考えもある。

生物のヒエラルキーで言えば、一番知能が高い高等生物である人間を頂点とし、あとは、食物連鎖で一番強い上位の動物からランク付けされるのか?

どうも死後の世界の物語は、人間が勝手に作った考えに見えてしんぴょう性が低い。

まるでその情報を利用して、教祖に洗脳されるがために、信者が宗教に入るかのようだ。

イエス・キリストのように死後の世界を乗り越え、再び生命を授かることは可能なのか?

大人になると、特に、生きることは辛いことばかりだ。

仕事で出生競争に勝ち抜くために、時には人の不幸を踏み台にしてだしぬくこともあるだろう。

また、動物を殺した肉を食べ、足や乗り物のタイヤで虫を踏み殺しているかもしれない。

死後の世界において、何が良いことで悪いことなのか、基準が全く見えてこない。

もしそれが分かれば、人が何のために生きているのか、いちいち悩む心配が少なくなる。

結局、死んだら『無』しか残らないのではないだろうか?

人の心は、脳か心臓のどこにあるかは分からない。

人や動物の意思は、何らかの化学反応により生み出された単なる臓器の機能に過ぎないのかもしれない。

なら全く同じ記憶を持った生き物をクローンでつくることも可能になりそうだ。

なぜ、胎児になって生まれてきたときに、前世の人間の記憶は継承されないのか?

それが、生まれ変わりを否定するうえで、否定する根拠になりうる。

ただ、動物から人間に生まれ変わったなら、記憶という概念が受け継がれなくても話のスジは通ってしまう。

とにかく、自分から人生の試練を放棄し、苦しみから逃れようと、命を断つことはいけないことだと、誰が決めたのか?

まるで、子供は親を選んで生まれてくると、綺麗事を言いそうな人間が、こういうことを平然と述べそうな気がする。

いつ人生は試練だと決めつけられてしまったのか?

発想そのものが思いっきり体育会系である。

試練ならば、子供なんて産みたくなくなるのが普通だ。

それでも、子孫を残そうとするのは、相当なサディストなのか、性欲という本能に負けてしまった人間のエゴがあるからだろう。

有機体である人間、動物の境界が曖昧過ぎて判断ができない。

死後の世界が解明され、自殺が自分にとって無害だと分かれば、自殺者はもっと増えてしまうだろう。

分からないからこそ、踏みとどまる自殺未遂者がこうも多いのだ。

死人に口なし。

黙秘され続ける死後の世界。