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ベネッセ 個人情報流出事件 闇で売買される顧客リスト 迷惑電話・メール被害

著作者:Free Download Web

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教育業界で日本を代表する大手企業である、ベネッセから起きた個人情報流出事件。

2014年7月頃に騒がれたこの事件によって、顧客の個人情報が大量に外部へと流れてしまいました。

犯人は、システムエンジニアをしている派遣社員の男でした。

彼は、ベネッセの顧客リストを闇のブローカーに横流し売買をすることで、大金を稼ぐことが目的だったようです。

結局、本人は逮捕され、個人情報が拡散されてるルートも捜査されています。

個人情報が流れれば、当然、詐欺ビジネスや全く接点のない犯罪に利用されるリスクもゼロではありません。

特に、今回は、小さい子供の個人情報も含まれています。

家族構成も全部バレてしまい、顧客リストの受け取り手がどんな悪行にでるのかさえ予想できません。

現在、ベネッセは、裁判で事件がひと段落しても、顧客からのクレームが相次ぎ、信用を大きく失っている状況です。

雪印食品の二の舞だけは避けたいでしょう。

一度、広まってしまった情報は、止めることがほぼ不可能です。

顧客リストに金銭的な価値があれば、情報は漏れにくいですが、もし、どうでもよくなれば、ネットへ拡散される恐れがあります。

そうなると、個人情報が簡単に特定されてしまうのです。

情報漏洩被害は、今回起きた企業内部の犯行だけでなく、PCやスマートフォンから個人情報を入力するくらいで簡単に起きてしまいます。

そのため、しっかりとしたセキュリティブロックがかかっていない業者に、商品の注文や資料請求などは避けるべきでしょう。

また、怪しい電話やメールを受けた経験は、ほとんどの人があると思います。

内容を見ると、詐欺業者の迷惑な悪徳セールスや、知人になりすました脅迫行為などに使われていることが分かります。

迷惑電話・メールは本当に厄介です。

彼らは、暴力が絡んだ組織の関係者か、ブラック企業で酷使されている社員でしょう。

できれば、自分や関係者が住んでいる電話の局番以外は留守電にした方が安全です。

最悪、怪しい番号だと思ったら、留守番電話にすべきです。

知人なら伝言を残すはずなので、判別がつきやすいでしょう。

着信拒否も、できる量に限界があるパターンがあります。

強制的に留守電に切り替える機能を活用するべきでしょう。

0800...は携帯電話番号だと誤解されがちですが、080から0以外で始まるのが携帯電話番号です。

くれぐれも、騙されないよう注意してください。

こういった犯行に関わる人間の決まり文句は、『生きていくためなら汚い金稼ぎをしても仕方がない』といった内容がほとんどです。

さすがに、ワンパターン過ぎて、耳にタコができるくらい聞き飽きました。

だから、多くの人が人間不信になってしまうのでしょう。