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車は凶器 ひき逃げで殺される人間の苦しみ 交通弱者は生きづらい世の中

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人間がなす技術革新が行われるにつれて、移動や通信技術、生産のオートメーション化は劇的に進化したが、それによって損する人が一定多数存在します。

まず、人類史では、機械打ち壊しのラッダイト運動がその始まりでした。

これは、最初に産業革命を成し遂げたイギリスが、機械を用いた繊維製品の生産体制を築いたことで、繊維製品を高度な技術で作製する職人がいらなくなったことから起こった暴動とされています。

同様に、日本では、工場排水路の廃液から発生した公害問題で、一生治らない障害を抱える損を負った人もあらわれだしました。

水俣病イタイイタイ病など、戦後の経済成長で起きた負の側面ともいえる事件です。

また、日本では、毎年、多くの人間が交通事故によって亡くなっています。

この規模はかなりの数で、夜道にひかれた動物の死骸も含めれば、とんでもない数値となってしまうでしょう。

車は、現代になって、就職や移動にも欠かせない必需品になりました。

これは、庶民にも、車を普及させようとする日本企業の経営努力そのものです。

しかし、一方で、自動車は、金銭面や病気などの関係で事情があり、運転免許すら取れない人達にとって、コンプレックスを生み出す象徴となっています。

こうした運転に不適応な人々は、交通弱者だとされ、食事の材料を買いに行くのさえ、遠いスーパーで買い物に行かなければなりません。

就職活動していれば、要普免の企業がたくさんあることが分かるでしょう。

車以外の電車・バスの恩恵を受けられるのは、東京を含めた関東地方周辺や、大阪・名古屋などの地方都市ぐらいでしょう。

それ以外の地方は、1時間に1本程度しかでない公共交通機関にイライラしています。

田舎住まいの人間にとって、もはや車は乗らざるを得ないものとなってしまったわけです。

地方の交通弱者には、かなり生きづらい世の中が到来しています。

もはや、近くで買い物ができる商店街は潰れ、遠くまで買い出しに行かないといけないのです。

これで、高齢者にでもなれば、かなり厳しい現実が待ち受けていることでしょう。

もちろん、運転するドライバーも、ドライブのモラル次第で、簡単に殺人者になってしまうのです。

便利な車は、一瞬で凶器へと変貌します。

人間で最も重い罪は、殺人だといわれています。

2015年2月に、奈良県で起きたひき逃げ事件でも、小学生2名に怪我を負わせる事件が起きました。

逮捕された28歳の女性も、たいしたことはないような素振りを見せたようですが、人体に損傷を与えた時点で事件として処理されます。

さらに、ここには、地方だから車を運転できるようになっておかないと、周りから運転弱者として扱われるという、社会のどうしようもない側面が影響しているように思えるのです。

本来、国側としても、運転免許は、もっと取得する条件を厳しくしたいのが本音でしょう。

しかし、そんなことをすれば、自動車学校は潰れますし、雇い手の企業にドライバー不足が起きたりするはずです。

死ぬのが怖い