日雇い生保 貧民が住む簡易宿泊所で大火災 死者数名重軽傷の人間を搬送
5月17日、生活に困窮した人々が住む簡易宿泊所で大きな火災が発生しました。
木造のボロいつくりであったため、周辺の住居に火が移りやすかったみたいです。
起きた場所は、神奈川県川崎市でした。
この地域は、意外に在日外国人が多い地域です。
思った以上に、街のスラム化も結構進んでいます。
火災にあった人の中には、死者が数名、重軽傷多数、行方不明者がいるそうです。
出火原因はいまだ不明で、原因は解明されていません。
また、放火の可能性もないわけではありません。
ドヤ街といわれた日雇い労働が盛んに行われた時代は過去のものとなりました。
今まで通り、日雇いで生計をたてていくにも、仕事は減少し、給料も下がる一方なのです。
これでは、生活なんて成り立つわけがありません。
それに、働き手が高年齢化するにつれて、やれる仕事も限られていきます。
労働者は、ナマポ以下の労働に嫌気がさし、働く意欲が削がれていくのです。
今では、生活保護受給者専用の簡易宿泊施設となり、住所を提供しているようです。
ある意味、これは貧困ビジネスといえてしまえるでしょう。
利用者は、ほぼ高齢者で占められており、火災の避難が大変だったようです。
住居を燃やされた被害者は、これからまた新しい住居を探すことでしょう。
生活保護は住所がないと受けられないので、結局、また簡易宿泊所を利用するしかありません。
抜け出そうにも抜けることができない貧困ビジネスの闇。
ところが、貧困ビジネスを国が規制したとしても、今までの日雇い労働者はホームレスになるだけです。
治安悪化や餓死事件も起きてしまいかねません。
場所によっては、貧困ビジネスで生活保護の限度額まで金銭を要求し、暴利で金額を搾取する住居の管理人も存在します。
その残った僅かな金銭から、利用者は月の生活をおくらなければなりません。
ところが、利用者の中には、酒とギャンブルで保護費をすぐに使ってしまう者までいるようです。
昼間から酒を飲み、ギャンブルで、早くも生活保護を使いきってしまいます。
彼らにとって、酒とギャンブルのみが残された生きがいなのです。
そうしたギャンブル依存症の人間の場合、管理人にお金を預けて、衣食住の管理をしてもらった方が好都合でしょう。
こういった施設は、東京都大阪の貧民街にあると思われがちですが、以外にも地方各地に見られるのです。
まるで、昭和の街なみの風景がそのまま残ったような地域です。
時代の流れにとりのこされた地域ともいえるでしょう。