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精神障害者グレーゾーンの就業について 保護を受けられる障害の精神病一覧

ハローワークで、社交不安障害(SAD)などの神経症で、精神障害者雇用に応募できるか、問い合わせに訪れたことがあります。

結果、発達障害、重度のうつ病双極性障害統合失調症てんかんといった病名なら、手帳・年金の面から、保護を受けられる障害の精神病一覧との意見でした。

社交不安障害やパニック障害、境界性の人格障害の人は、グレーゾーンでそういったサポートは基本的に受けられないようです。

また、私の場合、良くハローワーク側から送られてくる警備員の交通誘導の仕事や、原発作業員は、欠格事項の関係で勤務できません。

医療や放射能・毒物関係、建設工事、高電圧を扱う業務などもすることが不可能です。

ですが、禁止されてる業務の一部は、精神科の医者と相談して、診断書の証明から許可をもらうと、就業できるようになるみたいです。

しかし、面接側から見たら、こんな不安定な人材を雇いたがらないでしょう。

もし、法律で禁止されてる仕事に詐称して就職すると、最悪、事業者側や取引先に損害賠償を請求される恐れがあります。

これでは、お金を得るどころか、多額の借金を背負うことになり、本末転倒です。

なので、求人の仕事内容欄に書いてあること以外のことを要求される可能性が高い正社員や、それに近い契約社員は、カウンセラーの方と相談して、避ける方向になりました。

総合職の業務だと、どんな仕事がふられるか予測できません。

派遣社員という手がありますが、数ヶ月単位で、職場が変わり、精神的な負担が大きくなりかねないのが現状です。

私の住んでいる所が田舎なので、日雇い労働はまれにしかありません。

厚生労働省管轄の就業サポートセンターに入って、基本、その手の人は、欠格事項に触れない範囲で、できるだけ長期間のアルバイトに就くことがベストだと言われました。

ただ、仮に精神障害者雇用が就業できたとしても、身体・知的障害者に比べて求人が少ないのが現状でした。

あっても、有期契約の事務、単純労働の求人がほとんどのようです。

なかなか無期限の安定した職にはありつけません。

就業場所を見ても、首都圏あたりがほとんどだと思います。

そのため、大きく変わる分岐点は、障害年金がもらえるかどうかだと思います。

手帳の保護や障害者雇用はあまりあてにはなりません。

それどころか、精神科でも、週数回のアルバイトで単純作業が出来る程度の病状だと言われてました。

通院当初は、人と話すだけで、大量の汗やガクガクの緊張が見られたので、医者も断定ができなかったようです。

今、そういった職業に就けるよう、緊張に慣れる訓練として、就業施設紹介のボランティアで軽作業を何回かやっています。

精神障害者グレーゾーンの人間や、診断が及ばないレベルの軽度発達障害者は、経済的に困窮し、今の老人ホームレスに一定数いると周りでは言われています。

老後に厚生年金がもらえないことや、年齢制限でいつか詰むこともありえますが、できる範囲でやっていくしかないようです。

精神障害者枠で働く 雇用のカギ 就労のコツ 支援のツボ [ 里中高志 ]