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破壊される神経細胞 ニューロンやシナプス マイナス思考が脳を壊す

脳を組織する神経細胞は、成人になった20歳をピークにて、1日あたり10~20万個ほど死滅してしまうようです。

健康体でも、これほど死んでいくのですから、うつ病になるほど強いトラウマを抱えた人間なら、脳細胞の活力をより低下させ、脳を萎縮させてしまう危険性があります。

私は、大人になった後に診断を受けた身なので、グレーゾーンを超えたレベルのうつ病診断はされませんでした。

ただし、子供のときは、祖母と同じように独り言をブツブツ言ったり、現実離れした妄想をしていて、友達から気味の悪い人間だと言われたことがあります。

これは、自分の能力があまりにも低すぎて、現実と理想に大きな格差が生まれてしまったためです。

ちょうど、21世紀少年の『ともだち』のような感覚です。

家庭内の喧嘩が毎日絶えない環境に身を置いてたので、精神もものすごく病んでいました。

狭心症のような胸の痛みに襲われて、私そのものがマイナス思考の塊になっていたようです。

身体も、まるで老人のようなひごい猫背になっており、奇形だと揶揄された記憶があります。

これは、ひねくれた精神状態が、外見としてあらわれた状態だと認識しております。

精神科医の方には、大人になった時点での診断が難しいと言われましたが、子供のときに、もし、精神科で診断を受けていたら、グレーゾーンで済まない精神障害者として扱われていたかもしれません。

不安障害はもちろんのこと、統合失調症うつ病アスペルガー症候群になっていた可能性が0%ではないのです。

ちなみに、私は、最初から社交不安障害だと診断されたわけではありません。

その前は、別の病院の精神科で、全般性不安障害だと診断されていました。

全般性不安障害は、人間以外のすべての物事に対しても不安を抱く病気です。

日本の不況ニュースや、将来のことを不安がるたびに、体中がガチガチに緊張します。

睡眠以外のすべての時間が不安にまみれた欠陥人間。

ただ、子供のときから、自分の悪い癖を治そうと悪戦苦闘した結果、恐怖の対象が人間だけになりました。

ネガティブよりの悩みごとをしてしまうと、脳細胞に悪影響を与える脳内物質が発生し、脳を壊すためにダメージを与え続けます。

ケンカや事故に巻き込まれれば、皮膚が損傷するように、神経細胞も心に傷を負うことによって破壊されてしまうのです。

脳細胞は、一度、死んでしまったら元に戻ることはありません。

脳のニューロンシナプスも壊れていきます。

特に、脳が成長中の子供のときに、脳が損傷してしまうと、感情、記憶、知能をつかさどる活動域がどんどん狭まってしまいます。

その結果、大人になったときに、低スペックな脳みそで社会生活を送らなければならなくなるのです。

ただ、全体に残っている脳細胞は、億単位にあります。

過ぎてしまったことは仕方がないので、毎日、できる限りポジティブに過ごすことが重要です。

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書) [ 友田明美 ]