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公務員土木職の採用試験の問題 3Kなのか学生不足で人手不足の現状

公務員試験土木職の採用について

民間企業の寿命がどんどん小さくなる中、定年まで企業が採用してくれる保証はありません。

そんな中、公務員は、終身雇用なので、いまだに学生や社会人から人気があります。

しかし、少子化で学生の数が少なくなる中、公務員の技術職である土木職が特に採用難となっています。

工業高校や大学の土木科卒の学生なら受験資格はあるはずです。

また、民間で専門的な仕事につきたければ、ゼネコンなどの過労や激務を経験することになりそうです。

今の大学生なら就職活動が以前より遅れる分、公務員試験との両立はしやすいと思います。

ただし、公務員の土木職は、専門的で技術的な仕事というよりは、業者との対応や市民の苦情の応対をすることがほとんどです。

スペシャリストというよりは、ゼネラリストのサービス業のような印象が強いと思います。

もちろん、電話や窓口で専門的な用語はとびかうことから、専門の学校で学んできたことは必要にはなります。

ただ、求人が多いことから、文系の学生が受験しても、専門知識はなく無謀で、仕事をするときに後悔することが多いので、辞めた方がいいです。

そのほかにも、民間で土木関係の仕事をしている人が、資格もたくさん持っていることから、公務員に転職してくる場合があります。

土木の仕事をしている人は、高齢化も問題になっており、民間と公務員問わず、若い人は人手不足なのです。

友人の公務員技術職への就職の場合

私の過去の友人は、1年浪人して、国家公務員のキャリア官僚の技術職も狙えそうな環境系の国立大学に行きました。

それも、偏差値が相当高い東京の大学です。

環境への専門職種はなかったことから、化学職をねらって受験していたのを聞きました。

民間企業に就職しないのか、たずねましたが、彼は、面接や集団討論が苦手で、大企業に合格する自信がなく、中小企業も避けていたのです。

また、彼は、男で身長が低く、ほかの志願者に比べて、悪く見られるんじゃないかとコンプレックスを感じていました。

なので、私は、アドバイスできるほどえらくはありませんが、生物の教員免許をとったり、民間企業の競争に対する影響がない独立行政法人NPOへの就職もすすめました。

電気やガス、水道、生活必需品などなくならないものに関連した民間企業への就職も安定志向の人には良いと助言したこともあります。

しかし、彼は、プライドが高すぎるのか、最後まで公務員の合格にこだわっていたのです。

結果は、不幸にも、なかなか公務員に合格することができません。

そこで、私にどうしたらいいか相談の電話がきました。

私は、留年して、民間企業も含めて公務員への就職を狙うよう言いました。

ところが、また、彼は、民間企業を受けず、公務員試験が不合格だったのです。

そこで、大学院に行き、公務員試験に合格すれば、大学院を辞めればいいと相談しました。

彼は、奨学金を受けていないことから、私と違い、親が相当金持ちなのです。

その大学院も博士課程までいかず、彼は、結局、地元の公務員試験に合格し、採用されました。

田舎の縁故採用だったのかは、本当のところ分かりません。

まさしく、親の財力に頼った試験の攻略法です。

面接の予想される受け答えと自己アピール文は、私の受け答えの通りに書いていたくらいです。

彼は、簡単な雑談や車の運転すらまともにできなかったので、果たして地方の市役所でやっていたか疑わしいです。

環境関連のゴミに関する部署だと、クレームや産廃業者からの対応が必要なことが予想されます。

彼のコミニュケーション能力で対応できたか疑わしいです。

ひょっとしたら、私と同じで、仕事を辞めてニート状態になっていることも予想されます。

土木職に対する3Kのイメージとは

さて、話がだいぶそれてしまいましたが、土木職というと、きつい、汚い、危険の3Kの職場を考えてしまいがちです。

なので、悪いイメージだけが先行して、その仕事に就くことを避けようとしてしまいます。

現場に行くと、ヘルメットを着用することも多いでしょう。

ただ、土木の公務員は、中小零細企業の土木業者のように、きつすぎる仕事ではないと思います。

もちろん、災害時のインフラの破壊に対しては、緊急時なので、残業も必要でしょう。

どんなことをしても、公務員になりたいのなら、土木関係の学校に行くのが、現時点で一番近道なのは確かです。

ただ、口のあらい職人のような頑固な人物の対応は、事前に、学生時代にヤンキーとなれあったりして慣れておくことをおすすめします。