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日本の多い自然災害について 近年の台風大雨や地震への備えとして対策を考える

日本の自然災害はなぜ多いのか

近年、地震で破壊された建物や、台風の大雨による水没被害のひどさが、ニュースで頻繁に報道されています。

そういうことを考えれば、日本の自然災害は、世界的に見ても、トップクラスの多さだと考えて良いでしょう。

では、なぜ日本はこんなに自然災害が多いのでしょうか?

まず、地震がこんなにも多いのは、日本の地下深くに、プレートが集中しているからです。

このプレートが日本列島に4つほどあるとされています。

プレートのぶつかり合いによって、亀裂が発生している断層部分の揺さぶりで、地震が発生するのです。

日本はこの断層の長い切れ目が、偶然にも、土地の下にあります。

断層が強くはねあがってしまうと、それだけで、大きな地震被害になります。

プレートが振動し、津波まで呼びよせます。

近年の例では、東日本大震災がそうです。

このプレートのある部分に多くの人が住んでいるため、当然、人口密集地である都市部の方が被害は大きくなります。

プレートの断層部分そのものを破壊すれば、地震は防げそうですが、そうなると、住民を移動させなければならず、経済損失も大きくなります。

おまけに、今の日本の技術では無理ですし、財政難の時代に、そんな莫大な工事費用をだすことは完全に不可能です。

次に、日本に台風による大雨や暴風がどうして多いのか考えていきます。

日本は大陸が、世界地図で見て、東の位置にあります。

この日本の南東部の海で、台風の元となる熱帯・亜熱帯低気圧が発生しやすいのです。

だから、天気予報を見ると、台風は必ず下からやってきますよね。

時期的に見ると、これは、日本の太平洋高気圧が弱まった夏場にしかあらわれない現象です。

台風そのものは1年中できて、季節を問わず、世界各国に上陸するのです。

台風の暴風で建物が壊れたり、大雨で川が水位を超え、浸水被害も起こります。

さらに、四季がある日本は、冬になると、大雪による被害が深刻です。

大雪が進路を妨害したり、路面が凍結することで、車の事故が発生しやすくなります。

除雪しないと、民家もうもれたりします。

四季がなく、過ごしやすい温度が1年中たもたれている国は、残念ながら存在しません。

異常気象で、不定期の大雨などありますが、日本のような国は、季節が変わることに違う災害への対応をしなければなりません。

日本の自然災害の対策

では、このような災害に対して、どのような防災対策を行っていけばいいのでしょうか。

地震に対しては、国からだされる緊急地震速報を頼りに、大きな揺れがおさまるまで、丈夫な机などに身を隠しましょう。

その後、特に、火事にならないよう火の始末を徹底的に注意すべきです。

ガラスやタンスには近づかないようにしてください。

防災への備えとして、事前に緊急時の食料などを用意し、決められた避難場所に行きましょう。

津波のときは、できる限り高いところに逃げるよう備えてください。

色々準備したいのも、本音でしょうが、自身の命を守ることが最優先です。

大雨や大雪で民家が浸水したり、埋もれそうなときは、すぐに避難しましょう。

日本の自然災害の現実

現時点では、どんな災害が起きても、犠牲者をゼロにすることは、ほとんどの場合難しいです。

特に、東京や大阪の都市部は、地震が起きたとき、最も危険な都市として、世界的にランクインされています。

日本では、危険とされているのは、地震、それによる津波、大雨が原因の浸水です。

これらは、経済的な損失が多く、一定の犠牲者をだします。

東京、大阪、愛知の3大都市のどれかに大地震が起きれば、日本は終わりだという、うわさもあります。

しかし、災害が起こっても、生存している限り、日本の政府や企業が壊滅しかけても、生きていかなければなりません。

まるで、自然破壊への神様の復讐であるかのような大災害は起こっていますが、外国で国籍をとって逃げる力がない限り、災害大国日本に住むリスクを覚悟しなければなりません。