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中学生・小学生が簡単に防火ポスターを描くためのアイディアの考え方

防火ポスターの難しさ

夏休みに入って、防火ポスターの何を描いたらいいのか分からない子供達は、いるはずです。

中学生や小学生が急に宿題としてやらされることになり、困惑していることでしょう。

義務感におそわれて、アイディアなんて何も浮かばないかもしれません。

いくら夏休みの宿題で、防火ポスターを求められても、芸術のセンスのない凡人に描けるでしょうか?

防火ポスターに、中学生や小学生が必要とされているのは、火事のイメージとそのひどさを文字で伝えるキャッチフレーズです。

正直なところ、宿題は、アイディアが豊富で好きで絵を描いている美術部の部員だけにだしてほしいのが本音でしょう。

防火ポスターがコンクールにだされるのであれば、やる気やモチベーションがでるかもしれませんが、たいていの中学生や小学生は、アイディア不足でダウンしてしまいます。

しかし、いくらアイディアが思いつかないからといって、ネットの画像のコピーを絵にしてはいけません。

では、防火ポスターのアイディアがうまく思いつく方法はあるのでしょうか?

火事のイメージの背景を考える

まず、防火ポスターを描くうえで、火事の原因や、火事のひどさを、見ている人の視点にたってイメージすることが重要です。

例えば、火事の原因として、捨てられたタバコやバーベキューの残り火などが考えられます。

これは、火事が起こる寸前の光景を示します。

次に、別の視点から、火事のひどさを訴える描き方もあるでしょう。

イメージとしては、人々が倒れたり、やけどをおったりしている場面や、建物が焼かれている状況が考えられます。

このように、見る他人の視点にたって、火事のイメージを浮かべることで、面白いアイディアがわいてくると思います。

絵から距離があっても、インパクトのありそうな絵のアイディアを勧めます。

ポスターに描くキャッチフレーズとは

実際に、火事の背景が決まったら、今度は、このポスターで訴えたいことや悲惨さを伝える文章を考えていきます。

すなわち、防火ポスターにのせるキャッチフレーズのことです。

絵だけ完成していたとしても、文章がなくては、一部の分かる人にしか、絵の良さは伝わらないと考えられます。

そこで、火事が一度起きたら、どんなにひどくとりかえしのつかないことになるかを文章であらわしていくのです。

それができたら、その問題提起に対して、防止法や注意点をつけ加えていきます。

例えば、ふとした不注意が火事の原因を招くことや、日常的な後片付けの不始末で火事を起こさないように注意しようといった感じです。

アイディアを紙に描く

防火ポスターの背景とキャッチフレーズができたら、それらを紙に描いていきます。

このとき、注意すべきなのは文字の大きさです。

もちろん、ある程度の文字の大きさは必要ですが、あまり大きすぎると、何の背景の絵か分かりづらくなります。

また、下書きが必要であれば、絵や文字を鉛筆で軽く書いておきます。

こうすることで、絵や文字のバランスが悪くなることを防ぐことができるでしょう。

あと、防火ポスターの絵の具は、水彩のものではなく、できるだけ濃いものを選ぶと良いです。

最初に、背景から描いていき、あらかじめ決めたスペースに文字を描いていく要領です。

こうすれば、コンクールに入賞するまでのポスターでないかもしれませんが、ある程度のできにはなると思います。

あらかじめアイディアで準備してある分、フデの動きもスムーズにいくことでしょう。

最後に、注意点ですが、夏休みの宿題で防火ポスターづくりは、ギリギリ最後にしないようにしてください。

絵の具をかわかさなくてはならない分、徹夜でやると準備不足になる可能性があります。

さらに、新聞紙を絵を描く紙の下にひいたり、水の準備をしたりして、作業が面倒になることがあります。

時間がなければ、できたら家族の人に協力をもちかけるなどして、作業を完成させてくださいね。

中学生、小学生の方は、夏休みの宿題をためこまないように、ぜひ頑張ってください!