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自衛隊を軍隊とすべきか 半世紀以上戦争のない日本 戦死者の衝撃

9.11のテロ事件以降、世界一とされる米国の軍隊力ですら、テロ組織を抑えきれない現状の中、米国は日本に対し、軍隊を持つことを望んでいるようです。

もはや、米国は世界の警察として機能できる余力は残っておらず、イスラム国を完全に滅ぼすことはできません。

なぜ、米国が、直接、軍備化を日本に申しでることができないかというと、太平洋戦争終結後に日本を占領した国がアメリカ合衆国にほかならないからです。

日本兵の道連れをもかえりみない反逆を恐れたアメリカは、二度とその脅威に襲われないよう平和憲法を制定しました。

しかし、東西冷戦が勃発し、日本にも戦争の手伝いをさせる必要性から、軍隊といいづらい、中途半端な位置にある自衛隊がつくられるようになります。

そこから、年月はたち、冷戦が終結したため、日本の軍事的役割はなくなったかのように思えます。

しかし、近くに反日教育をほどこし、ミサイルを打ってくる、同じアジアの国が数カ国存在する以上、別の意味で自衛隊を軍隊として正式に認めるべきか、議論が紛糾している状況です。

日本の本土が他国に攻められることがあっても、アメリカ軍頼みでは危ういのです。

なにせ、軍隊の直接的な決定権が日本にはありません。

攻められてから軍事的対応を考える専守防衛は、第二次世界大戦後の日本の戦略でもあります。

つまり、最初は攻撃を受けることを覚悟しなければならないのです。

また、憲法9条という戦力をもたない国を攻撃したことで、世界から大きな非難がくるということを想定した戦い方でもあります。

そこで、現代、憲法改正が盛んに言及されており、9条改正についても、多くの意見があります。

中には、平和憲法をなくして、日本を普通の軍隊を持った国とする意見もあるようです。

そうなると、必然的に自衛隊は日本軍となってしまうでしょう。

仮に、これから先、日本に戦争協力を他国から要請されたとして、日本人は、自衛隊を外国にいかすことについて抵抗を感じるでしょうか?

おそらく、多くの人間が自衛隊の戦争協力に違和感を感じると思います。

そうだとすれば、最悪の場合、米国に協力したとして、テロ組織や反日国家に明確に敵国認定を受けることになるでしょう。

当然、半世紀以上戦争をしていない日本にとって、今まで体験したことのない経験になります。

もし、自衛隊の中で多くの戦死者がでたら、その遺族や周りの日本人は、戦争の衝撃に耐えられるのでしょうか?

最近のイスラム国人質事件でも、日本政府が莫大な金銭を海外援助したせいで、日本は敵国のような扱いを受けてしまいました。

当然、日本が本当に国として独立していくためには、軍隊の保持は避けられないことが一般論として存在します。

つまり、いつまでも、アメリカの世話になってはいけないということなのかもしれません。