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ブラック企業に勤める中高年派遣社員の失職地獄!若い社員からの罵声

現代、日本で最も採用を敬遠される立場である中高年の失業者達。

そんな高齢社員の行き場は、ピンハネされた地獄の派遣労働ぐらいしかないことが多いです。

せいぜい、派遣で高時給で働くことができるのは、若い間だけでしかありません。

30代を過ぎていけば、多くの非正規社員が年齢の壁に直面することになるのです。

こういった仕事内容が異なる大量採用の会社はブラック企業であることが多く、想像していたものとは異なった作業をやらされます。

決して簡単な作業ではなく、若い社員からスピードと正確性を常に監視されるのです。

当然、働く非正規社員に会社への忠誠心はありません。

あるのは怒りや不満な感情だけでしょう。

歳下の社員に屈辱的な罵倒をくらうだけで、ストレスがたまるはずです。

そのため、現実とのギャップが大きすぎて辞めていく社員がたくさんいます。

無断欠勤で職場から逃げたり、途中で暴行事件を起こす労働者もいます。

ひどい例になれば、自殺や暴力による裁判沙汰もあり得ます。

それほど、ブラックな会社の社内は、緊張した空気で、罵声が飛び交う現場なのです。

そのための大量採用でもあります。

雇う側も辞職していく社員がいることを計算にいれて、多くの労働者を採用しています。

また、非正規労働の割合が年々増えていっているのです。

今まで、労働者の金銭的保障を企業に押しつけていた日本政府。

そのことが、終身雇用や年功序列型賃金という形であらわれていました。

ところが、本来、政府が負うべきコストを企業が手放したことで、今度は、政府が莫大な生活保護者を抱えることになったのです。

企業は、もはや莫大な人件費を保有する余裕がありません。

雇用も自己責任ということで責任放棄を選択したのです。

こういったブラックな労働現場で働き続けることのできない人間は、結局、セーフティーネットに救われる必要がでてきます。

それが、憲法25条による生存権の決まりなのです。

こういった方々の場合、残念ながら、雇う側から辞めさせたいレベルに作業がこなせないのです。

そうなると、一番、割をくうのは、過酷な労働現場でもなんとか適応できる非正規労働者でしょう。

なんでも器用にこなすスーパー派遣社員はこの中には含まれていません。

中途半端な能力の派遣社員は、管理職の社員に、毎日、にらまれ続けるのです。

こうした劣悪な労働現場にずっといると、労働者のメンタルがどんどん病んでいきがちです。

こうして、ある過酷な勤務を強いるブラックな会社では、社員が定着しないスタイルが確立されていくのです。