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人生を諦めたらどうなるのか?生き方のモデルがなくなった日本の現実

日本では、努力だけではどうしようもない現実にぶつかって、人生を諦める方が増えています。

 

それが、能力の限界で会ったり、障害や病気のドクターストップであったりするのです。

 

では、人生を諦めたとは、どういうことなのでしょうか?

 

それは、たいてい、ひと昔前の昭和の時代に言われていたことでしょう。

 

つまり、正社員や公務員になって、結婚して家族を持ち、マイホームを建てるといった生き方を諦めるとういうことを指すのかもしれません。

 

平成不況が過ぎて、日本の人生のモデルは、もろくも崩壊してしまいました。

 

サラリーマンは、新卒で入社したら、定年まで約束されるわけでもなくなりました。

 

安定した公務員になるか、優秀な能力の人材として会社を渡り歩くか、起業や投資で一発当てて生きていくしか、選択肢が残されていません。

 

このレールに入れる人は、ごく限られた方しかいないのです。

 

公務員試験も、昔に比べて難しくなっています。

 

人間の先天的な才能に依存しがちな、一般知能の採点割合が大きくなり、暗記で勝負する凡才は、高得点がとりづらくなりました。

 

仮に、無事就職できたとしても、高い給料を約束されるとは限りません。

 

日本は、長い間、経済成長していない国であり、国民の給料が、全然、上がっていないのです。

 

しかも、昭和に比べて、女性の働き方改革が進み、男性同様にキャリアウーマンも増えました。

 

なので、男でひとつで給料を稼ぐような、状況でもなくなったのです。

 

これで、男性として、結婚する威厳のようなものが崩れさりました。

 

もはや、誰もが、安定した仕事で、結婚して家族をもつことが難しくなってきているのです。

 

だから、人生を諦めるという方が、一定多数でてきても仕方がないのかもしれません。

 

ただし、人生を諦めても、その方の人生は続いていきます。

 

人間は、簡単にON/OFFできる機械ではないのです。

 

普通に生きている限り、寿命まで生きのびます。

 

最悪、堕落していても、なんとか、生活費を得られれば良いのです。

 

もしくは、精神科病棟や刑務所だって、何でもありです。

 

生き方のモデルがなくなった日本では、新しい生き方が模索されています。

 

今は、変化が激しい時代ですので、自分が理想とする人生が、実現するとは限りません。

 

変化に合わせて、柔軟にプライドを捨てて、生きていけば良いと思います。

 

いくら子孫繁栄をしても、死んでしまえば、何ももっていけません。

 

ただ、魂だけの存在になるだけです。

 

自殺するぐらいなら、人生を諦めても良いと思います。