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ニコニコ生放送で容疑者宅を実況中継 配信中毒者の金銭違法乞食と名誉欲

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被害者と加害者の親族に、重度のストレスを与えてしまう凶悪犯罪。

被害者家族には喪失の悲しみが起きる一方で、加害者家族には社会的な制裁へのアオリがエスカレートしていきます。

その加害者家族を追い詰めるメディアに、素人のユーザー生放送が活用される事例が、新たに発生しました。

このニコニコ生放送で大手のコミュニテイを持つユーザーとなれば、独自でチャンネルをもつことができ、金儲けができるのです。

また、別ルートとして、生放送を見てくれるリスナーが囲いになれば、お金による支援を受けることもできます。

これが、別の側面で問題となっている乞食行為です。

昔は、路上で金銭をねだる人間はいましたが、時代は流れ、ネット上で口座をさらし、乞食行為にでる者が相次いでいるのです。

こんな不況の世の中ですから、困窮した生活をしている者も珍しくないため、配信で金稼ぎにはしるのです。

迷惑配信で運営側からBANによる制裁が起きることもありますが、全ての悪質な生放送をとりしまれるわけではありません。

自分で生放送ができ、注目を集めることができるといった名誉欲を、ユーザーは満たそうと放送を続けるのです。

中には、普通の雑談放送では人が集まらず、危険で無茶な配信をやらかしてしまう中毒者も存在します。

こうして、インターネットのモラルがどんどん退廃してきているのです。

過去の2チャンネルの掲示板による言葉の暴力で、加害者の特定や糾弾が行われたこともありました。

しかし、今回は、言葉だけでなく、生の映像までさらしたうえで、実況中継をされてしまうのです。

これでは、ある意味、週刊誌の取材やテレビのワイドショーより悪質でしょう。

人気を集めるためなら、どんな手段も辞さない人達が増えていけば、日本の治安も乱れるでしょう。

警察や消防といった機関も出動し、国民の血税がどんどん無駄に使われていきます。

ただし、もし事件が冤罪であった場合、今度は、生放送をした人間が、刑事罰を受ける可能性がでてきます。

それが、名誉毀損による訴えです。

しかし、冤罪じゃなくても、悪質すぎる誹謗中傷であれば、加害者家族は、訴えれる可能性があります。

ネットへの法規制がまだ整っていない時代であれば、まだ違法行為を行う人物も、やりたい放題にできたでしょう。

ところが、今後、監視社会が進むにつれて、ネットによる生放送で、他人への悪質な名誉毀損行為が行われたとき、ユーザーは前科がつく制裁を受けることになるかもしれません。

前科を負った人間は、社会的に差別されがちです。

それでも、配信中毒者は、欲を満たすべく、生放送を続けるでしょう。