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社会人のための読書感想文の書き方 研修で結果をだす

社会人と読書感想文の接点

最近では、新入社員の研修として読書感想文を書くように命じられることがあります。

まさか社会人にもなって、読書感想文を書くなんて思いもよらなかった。

そんな気持ちになる人は、とても多いと思います。

昔から夏休みの宿題になると、どんな本について、どういった感想文を書けばいいのか分からない、といった悩みが、私にもありました。

ただ、課題となる本については、会社の方から事前に決めてくれていることがあります。

しかも、作文用紙に書く場合もあまりなく、パソコンで感想を書けばいいのです。

字が汚くて悩んでいる人にとっては朗報でしょう。

ただし、例外として、手書きを求める会社もあるかもしれません。

以上の理由から、学生の頃の読書感想文に比べれば、はいるハードルは低いでしょう。

しかし、問題は、出口である結果の方です。

学校のときのように、読書感想文をだらだら書いて、読書感想文のコンクールを目指すのを特に目的としないのなら、結果は求められないはずです。

つまり、ぶなんなできの読書感想文の書き方であれば、それで良かったのです。

しかし、社会人の研修で感想文を提出するとなれば、会社は、その感想文がうまく書けているか結果を求めてきます。

ただ、読書感想文は、研修作業の一部の評価に過ぎないということを忘れないでください。

会社側も、最低限の論理的な文章力を見ているだけかもしれません。

ただ、読める文章の書き方であればそれでいいのです。

企画書や作業のレポートをつくるときに、文章の構成を知らなかったり、漢字がかけなかったりしたら問題になりますよね( ・∇・)

私の社会人時代に、読書感想文を書いた実例では、課題となる本を与えられました。

幸運なことに、本を選ぶ手間は、はぶけました。

研修中に提出する感想文も、A4用紙2ページ程度にまとめられれば良かったのです。

それほど、厳しい条件ではありませんでした。

特に、うまさを気にして書かなかった記憶があります。

しかし、それでも、正社員採用や給料にひびくことはわずかでも避けたいという方は、読みやすい読書感想文の書き方をマスターする必要があります。

課題となる本の選び方

まず、会社が自由に本を選んで書いてきてもいいとおっしゃった場合、自分自身で本を選ぶ必要があります。

その場合、できるだけ誰でも知っている本を選ぶべきです。

なぜなら、評価する側も、その本の最小限のうわさを知っていないと、感想に共感がしにくいですからね。

誰も知らない本だと、最悪、その本の概要を説明しないと分からなくなるかもしれません。

そして、本のボリュームも、大きすぎず小さすぎない程度が、ちょうどいいでしょう。

ただ、例外として、本の量は、どれくらいの量の感想文を求められるかにもよります。

例えば、かなりの量の読書感想文なら、ボリュームが大きいほうが書きやすいでしょう。

読書感想文の書き方

文章の書き方は、起承転結にしたがって書いていってください。

まず、「起」ですが、この本の概要を書き、作者が一番伝えたいことを書きましょう。

次に、「承」では、作者の伝えたいことの具体的な本の内容部分を、説明すると良いと思います。

それから、「転」で、本の内容について、自分なりの感想を述べましょう。

最後に、「結」には、この本を読むことで、自分がどのように変わったか、これからの人生でどう活かしていくかなど、結論部分を書いていきます。

文章の全体的な割合は、起や承でそれぞれ2割程度、転と結でそれぞれ3割程度で良いと思います。

あくまで評価するのは自分ではなく他人なので、あまりうまく書こうとはせず、リラックスして、読書感想文を仕上げましょう。