高学歴の女性は嫌われる実態!男の嫉妬で閉じた社会参加や産後の復帰
一般に、高学歴であればあるほど就職の選択肢が増えるというのが世間からの常識でした。
しかし、今の世の中では、学歴は評価の一部分としか見られません。
総合的な人間力のバランスが優れているほど、官庁や企業には採用されやすいでしょう。
日本企業は、能力に偏りがある人材は好みません。
そういう人間にとって、起業や芸術家、官僚を除き、平等な筆記試験重視で門戸が開かれていた国家2種公務員試験も、面接重視の試験内容に変更されてしまいました。
仮に、学歴が高いところで、思春期に性格が内気でコミュ障と決まってしまった人間の居場所は限られています。
ある意味、これが日本社会の残酷な側面であるといえるのです。
女性なら性格がおとなしくても、外見が綺麗なら重宝されます。
人の見た目が9割の印象を生んでしまう以上、仕方がない面があるでしょう。
ただし、男性のお化粧品が発売されているように、男でも最低限の身だしなみは要求されます。
結局、大企業の社員も公務員も、出る杭を打たれるような周りからの妬みやバッシングによって、肩身が狭い思いへと苦しめられることがあります。
安定した就職先に勤めている中高年が自殺したり、理不尽な事件に巻き込まれたりすると、必ずしも、自分の居場所に安心できなくなってくるのです。
また、安定したところで新卒の就職ができたとしても、どれくらいの人が残れるでしょうか?
離職率も3割程度あるため、必ずしも安心ができません。
そのような情勢の中、女性の就職は、別の意味で男性以上に有利だといわれています。
一般にコミュニケーション能力重視の試験なら、女のほうがしゃべりは一枚上手になりがちです。
ただ、男性より能力が高くても、出世や評価で差別される傾向にあるのが、日本という国の悲しいところです。
高学歴な女は、一般的に、男性の嫉妬で嫌われる傾向にあります。
この状態は、出生や結婚にて、強くあらわれていくのです。
さらに、高学歴で認められる職業は、一般的に都会にしかないことが多いです。
地方の田舎にそんな高度な仕事なんてあるわけないのでしょう。
せいぜい譲歩したとして、地方公務員が限界です。
それ以外は、何のために大学にいったのか、無力感を感じさせる職しかないのです。
地元企業に入社したとしても、周りの社員から奇妙な目で見られるかもしれません。
そして、産後、再び、社会参加しようにも、キャリアは断絶しているため、自分のやる仕事が、いつの間にか、なくなっていることがあるのです。
いっそのこと、寿退社しようにも、パートナーの男性の給料が高くなければ無理です。
そんな男性は、全体の数%程度しかいないでしょう。
年功序列型賃金・終身雇用の時代では、女性の社会参加は閉鎖的でした。
男女平等社会に向けて、政策が進められていますが、まだ、中途半端なようです。