投資家失敗の大損は避けられない?詐欺商材にだまされないおすすめの勉強法と生活習慣
今回は、私の10年以上の投資経験から投資家に必要な能力について述べていきたいと思います。
私が投資をやったのは、24時間いつでもどこでもトレードできるFXです。
始めた当初は、私の貯金がかなり少ないので、たまたま大きく損をしても致命傷は避けられました。
これでもし百万円以上の金額があれば大変なことになっていたと思います。
なので、定年退職した初心者の高齢者が、退職金を含めた貯蓄を全部投資してしまい、全資金をすって、貧困老人になるケースがあります。
そういうことであるため、投資家のほとんどの人は大損になったり、微損で撤退する人だっています。
要するに、事前知識が投資で重要になるわけです。
その知識として、まず、損切りの額を決めて、資金管理を徹底しなければなりません。
これは、有名な投資家であるアレキサンダーエルダー氏が提唱した2%ルールが望ましいです。
このような知識を得られるまで投資を始めてしまうと大損で失敗してしまうことがあります。
ただ、仮に勝率90%のトレードをしていても、わずかな確率ですが10連敗することだってあるのです。
確率を収束させるには、トレードの回数を増やさなければなりません。
従って、月利、年利レベルの長い目で投資を始めれば、手法が正しければ長期的に利益を得ることができます。
そのような連敗に関するメンタルの知識が重要です。
あと、借金は絶対にせず、自身の余った資金でトレードしてください。
また、自分で投資のトレード手法を考えるのは、よほど知識がないと難しいです。
ここででてくるのは情報商材です。
手取り足取り教えてもらいたい人は、大金を払ってでも教わろうとします。
確かに情報商材にも本物のものはありますが、大多数は詐欺商材なのです。
お金に困っている貧乏人の心理を利用して、世の中の不安をあおって購入を急がせようとします。
実績もいくらでもねつぞうが可能で、デモトレードの結果を見せたり、他者のトレード結果をコピーしたりします。
アフィリエイトサイトがおのれの収益目的で、アフィリエイト報酬の高い商材を優良商材のランキングのトップにもってくることもあります。
投資手法を探すのに、様々なネット情報や掲示板から情報商材を使った感想を調べるようにする必要があります。
さらに、自分のライフスタイルに合わなかったり、ハイリスクな手法もあるので注意が必要です。
例えば、夜時間がとれないのに、スイングトレードではなくスキャルピングの手法をやろうとしたり、絶対にいつか大損するマーチンゲール無限ナンピン手法などがこれにあたります。
投資の勉強法ですが、単に手法を学ぶだけで上達するとは限りません。
投資は、簡単な不労所得だといわれてますが、実は、かなり重い頭脳労働です。
自動売買にしない限り、自分が入金した資金が減っていくことに耐えなければなりません。
その中のわずかな利益で全体の資金を増やしていくのです。
それで、1年たって詰みあがった利益の年利20%が一般的に優秀だといわれています。
これを多い少ない、どちらかにとるかは人によって違います。
ですが、多くの初心者にとって、投資の倍々ゲームを期待する人は多かったでしょう。
残念ですが、生活できるほどの資金を得たいときは、たいていの場合、元手を増やす方向で考えてくしかありません。
ですから、デモトレードでトレードの感覚をみがくのもいいですが、害を感じない程度の最小ロットでリアルトレードに挑戦するのがベストです。
そして、トレードをするとき、食事や買い物、お風呂などでエントリーがスマホからではうまくできないときがあります。
そうならないよう、トレード前に余計な用事はすませられるよう、生活習慣を変更することも必要です。
短期売買なら常にPCで監視できる状態が一番望ましいのです。
ただ、長期投資なら生活のリズムを大きく変えなくてもかまいません。
特に、短期投資をやるなら、投資家の生活は決して楽とはいえません。
関連リンク