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人身事故の求刑 母子の心中事件 胎児置き去り 戦死者より多い自殺者

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日本の人口の大多数が密集する東京都。

そこで、地価が高く、車を維持できない都会の貧乏人は、金銭を稼ぐべく、電車を利用して移動するしかない。

しかし、毎年、駅では、人が線路に飛び込む奇行がなくならない。

その度に、人身事故のアナウンスが流れ、運行時間に遅れがでる。

受験・重要な大会の例外のぞき、気楽な身分の学生ならともかく、サラリーマンは、自分の首が飛ぶことを恐れて、1回の遅刻程度でもうかうかしてられないだろう。

待つごとにいらいらがたまり、攻撃的になるリーマンの様子

電車にひかれて、自殺を選ぶ人間達。

自分から進んでやる分、酔っ払いのおっさんがプラットホームから転げ落ちるよりタチが悪い。

自殺が成功するかどうかは、運しだいだ。

死にいたらしめる努力に、様々な偶然な要因が重なって、始めて成功する所業である。

確実に死ぬことは、ほぼ不可能だ。

2014年10月21日に、母親が乳児を抱えて線路に飛び込んだ。

電車が、骨と肉をグチャグチャに粉砕していく。

血しぶきをあげる肉体。

その結果、母親は死んだが、小さな子どもは生存することになった。

関係する家族には、心中自殺で迷惑を被った分の賠償金が請求される。

身よりがなければ、子供は施設に預けられることになる。

おそらく、母親は即死を目指したのかもしれない。

首吊りやヘリウム、練炭による自殺では、かならず死に至るまで一定のラグがらある。

その間の恐怖は、普通の心理状態では耐えられない。

それに子供と一緒に心中しにくくなる。

ただ、飛び降り自殺をするにしても、高い所から落ちるのを決心するのは相当つらい。

低い所で手を抜いて飛び降り、一生まともに歩けない体になるのがオチだ。

それで、電車に引かれることを決心したのかもしれない。

それでも、電車に引かれれば、生還しても、四肢のどれかがちぎれてしまうこともある。

自殺する人は、そういったリスクも考えられないほど、精神的に追い詰められている。

あとになって、意識が戻れば、グチャグチャになった動かない体がくっついている。

これから、年老いた老人になるまで、一生、その現実を噛み締めて生きていかなければならないことに、ただ、発狂するしかない。

もちろん、家族に累積する医療費は払えるはずもなく、血税がしぼりとられることになる。

また、他人を連鎖的に巻き込んで求刑を希望されたり、大事な企業の契約が事故が原因でおじゃんになって損害賠償を請求されることもあるかもしれない。

外国の戦争で殺される人間より、多くの人間が自殺でなくなっている。

生まれたばかりなのに、殺されるために抱えられた乳児も、中絶された生き物並みに不憫な気がする。

シングルマザーの貧困で苦しんでいたのか、子供の育児で発狂したのかは、死んだ本人にしか分からない。

便器に産んだ胎児を置き去りにするように、生まれた人間の命を粗末に扱う事件が絶えない。

人間は他の動物と違い、一人前になるまで多額の金銭と時間を犠牲にしなければならない。

時代が進めば進むほど、習う歴史は多くなるし、いちから物事を教える事実は変わらない。

兵器や戦術集団戦法を使うことを除けば、ほとんどの人間は凶暴な動物より弱い。

ただ、頭が良いという強みがあるだけだ。