この世は金がすべてなのか?富裕層になっても人生は楽にはならない
この世の中では、お金が重要なウェイトを占めています。
確かに、核戦争クラスの事態になれば、お金は紙切れになるかもしれません。
しかし、現代社会では、金がすべてという側面があるのです。
皆さん、生活できるだけのお金を得るために、必死に働いているのです。
ある意味、お金に縛られた生活だと言えます。
生活保護受給者や年金生活者の中には、働かなくても、生活できている人もいるでしょう。
ただし、そういった人も、限られたお金しか分配されないので、買い物が制限されます。
なので、お金の量によって、貧乏な生活を余儀なくされているのです。
では、大金持ちの富裕層になったら、人生は楽になるのでしょうか?
答えは、必ずしも、良くなるとは限らないと思います。
富裕層なら、高い食事をして、豪邸に住んでいるイメージがあるでしょう。
ところが、どんなに優雅な暮らしをしようと、ハリボテのようなむなしさを感じがちです。
私なら、250円のハンバーグ弁当が高級ステーキに思えますし、数百円課金のネット動画を見れれば、それだけで満足です。
最低限の衣食住ができれば、あまり強い欲を感じません。
結婚や恋人は、生まれもった障害の都合で、完全にあきらめています。
性行為を経験した時点で、女性に対して、満足してしまったのです。
これ以上は、もういいと見切ってしまったところがあります。
だから、社会に対して責任放棄してますし、あまり良い印象はいだかれないでしょう。
逆に、富裕層は、せっかく、お金持ちになったのだから、もったいないと考えがちです。
どうしても、お金を浪費してしまいます。
ひどい例では、知人に対して、豪邸や旅行をプレゼントすることもあります。
欲しいものがあったら、何でも買ってくれるのです。
お金持ちの人は、ある意味で、とても寛容な側面があります。
ただ、中には、貧民救済のためのボランティアに、力を入れている人もいます。
お金持ちになったのは、みんなが自分の商品を購入してくれたからだと認識し、社会に対して、還元行為をしているのです。
ホームレスの支援が、その代表例です。
今、アメリカでは、富裕層に対して、税金をかける流れができかけています。
本当に、実現するかどうかは分かりませんが、富の再分配には、必要な政策です。
現在、世界の富の9割は、数十人の富裕層が保有していると言われます。
私達、貧乏人は、わずかな資産で生活している状態なのです。
ある意味で、金持ちと貧乏人の二極化が、加速してしまったわけです。
しかし、死んでしまったら、お金を持っていくことはできません。
そこが、富裕層の悲しいところです。