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ヨーロッパが植民地経営になぜのりだしたのか?旧植民地国家の復讐

ヨーロッパは、植民地経営をなぜ行ったのでしょうか?

それは、植民地が莫大な富をもたらしてくれるからです。

スペインのコロンブスアメリカ大陸を発見して以降、ヨーロッパは、資本の投下先を探しました。

要するに、航海して貿易の中継地を作ることで、輸出していた製品のコストを下げたかったのです。

遠い地域であるという理由で、コストが高かった製品を安く輸出するという思惑がありました。

当初の目的は、諸外国との貿易を有利に進めることでした。

それが、だんだん原住民の集団労働による工場の生産や、プランテーション経営に発展していきます。

こうなると、当然、諸外国は反発をしてきます。

批判が強くなると、戦争に発展していきました。

しかし、当時は、近代的な武器の発達で、欧米諸国は、戦争に強かったのです。

これでは、前時代的な兵装をしている原住民は、立ち向かえません。

ただし、例外は、ズールー戦争で、ヤリとタテを用いた原住民が善戦をした場合もあります。

要するに、鉄砲や大砲の性能が抜群に良かったのです。

特に、大砲の威力はすさまじかったといえるでしょう。

こうして、戦争に負けてしまうと、国は、国際条約によって、植民地経営を認めるしかありません。

こうして、欧米列強諸国が帝国主義のなのもと、植民地経営をしてきたのです。

欧米列強は、やりたい放題に富を奪い、多額の利益を得ることに成功しました。

植民地経営で最も悲惨だといわれるのは、アフリカの奴隷狩りや、アメリカ先住民の迫害だと思います。

当時、欧米列強は、アメリカ大陸で、批判的で労働をしない、原住民に嫌気がさしていました。

そこで、彼らは、従順なアフリカの原住民を奴隷として輸出することを考えたのです。

欧米列強にとって、権利を持った人間とは、自分達、白人のことだと信じています。

それ以外の人種は、人間以下の扱いだったのです。

キリスト教は、信教者以外は、迫害する性質をもっています。

現に、植民地になった原住民は、大量に処刑されてしまったのです。

労働も苛烈であり、欧米人の入植によって、原住民の人口は、大幅に減ることになりました。

そんな横暴な欧米列強に対して、立ち向かう民族もいました。

その原住民がインディアンです。

彼らは、アメリカ大陸に来たヨーロッパ人に、当初は、好意的に接していました。

飢えで苦しんだヨーロッパ人に、農作物の育て方を教えていたのです。

しかし、ヨーロッパ人の横暴さが目に余り、戦争をする道を選んだのです。

ところが、ヨーロッパ人の圧倒的な武力の前に、なす術がありませんでした。

そのまま、インディアン強制移住法で、食べ物がまるでない辺境の地に追いやられます。

こうして、インディアンの人口が激減しました。

こうした貧困問題が、オーストラリアやアフリカなどでも見られます。

現代では、ヨーロッパ人が世界各国を植民地にした罪は、なかったことにされています。

普通に、考えれば、かなり理不尽な話ですね。

ただし、戦争という形ではないものの、ヨーロッパ諸国は、違う形で、旧植民地諸国から復讐されているのです。

これが、移民・難民問題です。

ヨーロッパなら、白人の国だというイメージがあります。

しかし、今では、完全な多民族国家になっているのです。

ヨーロッパ大陸に近いアフリカ諸国から、豊かさを求めて、移民や難民がなだれ込んでいるのです。

ヨーロッパ諸国は、教育や福祉が行き届いた国が多いです。

そのため、異民族が権利欲しさに多く流入してきます。

世界は、今、人口爆発しています。

特に、アフリカ諸国は、大量の人余りです。

これでは、白人は、将来的に、かなりマイナーな存在に追いやられます。

学校教育で、イスラム教の考えを受け入れているほどです。

中には、植民地経営して抑圧してきた、キリスト教の国に復讐しようと、自爆テロをしてきます。

過去の植民地問題は、世界に大きな傷跡を残しているのです。