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首吊り自殺のリスク 家族悲鳴 莫大な医療費 STAP細胞 未遂で脳細胞破滅

著作者:vectorgoods.com

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世間で話題の本とした販売された、『完全自殺マニュアル』において、首吊りが最も成功率が高い自殺方法だとされている。

しかし、意外にもなかなか死ぬのは難しい。

まず、首吊りを成功させるには、酸素を脳へ供給する動脈をヒモで圧迫し、脳を酸素不足にしなければならない。

しかも、その圧迫した状態を一定時間続けなければならないため、その前に家族や通りすがりの人に偶然発見されてしまうと、自殺は未遂に終わってしまう。

成功したとしても、糞尿をたらし、舌や目ん玉の飛び出た腐った死体が発見されることになる。

未遂で病院に運ばれた自殺志願者は、疾患を負った患者である以上、必ず治される運命にある。

決して安楽な死など与えてくれないのだ。

仮に治療が無事完了したとしても、酸素不足で脳細胞が一部破壊され、後遺症を背負うことにもなりかねない。

STAP細胞など、壊れた脳細胞の代わりを作りだす研究は進んでいるが、実用段階には程遠い。

人類の技術はそこまで追いついていないのだ。

最悪、脳がひどく損傷した場合、植物人間になり、手足もろくに動かせない廃人生活が待っている。

そのとき、家族には1日あたりの医療器具を含めた多額の入院代が請求される。

これを1ヶ月あたりで計算すると、一般労働者ではとてもまかなうことができない金額になるのだ。

そういった悲劇が原因で、自殺者を殺してしまった家族もいるくらいだ。

生活も破綻させる自殺の現状。

結局、生活保護で多額の血税が使われることになる。

ヘリウムガスを使った自殺もあるが、結構お金がかかる方法である。

しかも、ヘリウムは容器からどんどん抜けていくので、死ぬ決心がつかないなら、有効期限が過ぎるごとに買い替えなければならない。

だからといって、安楽死の施設なんて作られるわけでもない。

自殺が一番の死亡原因を占める若い労働者がこぞって施設におしよれば、国力は衰退の一途をたどるだろう。

実際、約3万人が毎年自殺しているが、未遂者も含めれば軽く10万人を超えるはずだ。

そんな人間が簡単にしかも確実に死ねる施設なんて、政府が許すはずがない。

人権団体や保身に走る政治家など、しつこい抵抗勢力が待ちかまえている。

人間の体はロボットのようにスイッチのOFFで機能の停止が不可能なのだ。

テレビゲームのように、何度も死んでやり直しというわけにはいかない。

生まれた時点で、寿命まで生きるか、餓死するか、自決するか、といった選択に直面する。

また、死にたい人にとっては、運がいいのか悪いのかは分からないが、殺されることだってある。

死ぬということは、多大な精神力や激痛をともなう行為である。

白髪の生えた老人まで老いを感じながら生きることも、忍耐力が必要だ。

良く宗教では、魂の修行とか言っている人物もいるが、苦痛を感じている本人から見たら綺麗事にしか聞こえない。

ただ、死後の世界がある確かな証拠があれば救われるかもしれない。

しかし、そんなことができた人間はすでにこの世に存在していないのである。

生き物が何のために生まれてきたのか、分からないまま、今日も、動物を殺した肉を食べて人は生きている。

脳が進化し、思考し悩む能力を人類が手にしてから、かえって苦痛が増えてしまった。