ニート・引きこもりの末路は餓死なのか 学者の言葉遊び 金儲け利用
まじめに働いても、ピンハネされた給料でいつリストラされるか分かりません。
増税による負担増でやる気をなくします。
このような不安をうえつけられ、働くことに意欲的になれない人がいっぱいいます。
また、難病にかかっていたり、母子家庭で育児にかかりっきりで時間がない場合、働く意欲はあっても、働くことができません。
親の介護が理由で、雇用が絶望的にない地域に居ざるを得ない人も、働けないでしょう。
さらに、理想や適職願望が極端に強く、3Kの仕事などを認めない無業者がいます。
彼らのほとんどが、定年まで勤められて、楽で給料の高い労働環境を望んでいるのです。
だが、そんな職場は現実に存在しません。
あっても、応募倍率が高く、それ相応の経歴が必要とされます。
働く意欲はあっても、時間や病気、地域の事情で働くことができない人と、健康体の恵まれた状態で、社会に揉まれるのを嫌がる人をひっくるめて、『ニート』と呼ぶべきではありません。
どっかの学者とかが『ニート』というマイナスイメージを作り上げたのを、マスコミ、新聞などがもてはやして、勝手にメディアでとりあげているのに過ぎないのです。
その人達は、働かず税金や年金を納めない層が増えることで、国や自分達が困るからそういっているだけでしかないのです。
世間体や日本人の恥じらいの精神が、ニートを許さない理由に少なからず含まれるが、そこは、全然、重要ではありません。
ニートなんて言葉を作ってあおるよりも、働かない人が少なくなったら困る理由を、ダイレクトにメディアで訴え続けたがよっぽど分かりやすいです。
無職のニート状態を、社会がダメ人間の手本のように扱うから、彼らが社会に反感を持ち、殺人・自殺に走ったり、労働意欲のさらなる喪失を生むのです。
もし、彼らが社会的に孤立するリスクが分かったうえで、あえて無業者の道を選んでいたのなら、他人に、人の人生を偉そうに言われる筋合いはないのでしょう。
ただし、親が死んで餓死しても救いようがありません。
それに、親に殺されるリスクもゼロではないのです。
親も、最低、半年分の仕送りで無理やり一人暮らしさせて、それでも働かず、就労を放棄しているのなら、諦めざるを得ません。
最低賃金以下の作業所で働かせるのでしょうか?
子供をこの世に誕生させた以上、そうなるリスクはゼロではなかったはずなのだから、カルマとして、一生後悔し続けるしかありません。
ニート・引きこもりは高齢になれば、再起不可能の末路をたどります。
『SNEP』という新しい言葉もできたらしいが、いい加減、金儲けの言葉遊びは止めてもらいたいです。